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タイトル

■ガーネット

ガーネットは、一般的に美しい深紅のものが知られていますが実は14種類の鉱物グループの総称名なのです。見た目も良く見られる赤系のものからオレンジ、グリーン、パープル、グレーなど同じ宝石とは思えないほど様々です。その中でもっとも人気のあるガーネットが、科学者が初めてガーネットの結晶を見つけたときに、ざくろの実を連想したこと(ガーネットはラテン語て「ざくろの実」)が名前の由来とされている深紅の石です。和名でも、「ざくろ石」と呼ばれています。
ユダヤ人の伝説によると、ガーネットは、四十日四十夜続いた大洪水の中、ノアの箱舟で灯火の役目を果たし、暗闇に明 かりをもたらしたと言われ、中世の十字軍の兵士たちは、戦場に赴くときにはガーネット を身に着けたとされております。ガーネットは血行をよくし、生命エネルギーを高め、身体の周囲にエネルギーシールドを作ると言われているため、古代エジプト人やローマ人たちは、血液関係の病気の治療に使 ったともされております。

■深紅の効力

ガーネットは活力を与える石と言われています。赤と言う色は強さを表し、変わらぬ愛情と深い絆をもたらすと言われています。1月の誕生石でもあるガーネットは、古くから信頼と友愛の石として伝えられてきました。ヨーロッパでは古い伝承の中で、戦場に赴く戦士が恋人に再開の証としてガーネットを贈ったり、友と別れる時に、友情の証と再会の約束としてガーネットを交換したと言われております。非常にロマンティックな伝承に事欠かない石なのですが、それゆえに、愛情と言ってもかなり一途な愛を象徴するようです。
その反面、ガーネットは執着心というマイナスキーワードもあるため、ガーネットに惹かれる人は、自分の行動やなどを振り返る際に気をつけた方がいいかもしれません。その明るい色彩故にガーネットは 、人生において暗闇のような状態でも心の目を開かせる役割、洞察力が高まり、物事の本質が理解できるように促す効果もあります。過去に味わった挫折や辛い思い出、孤独なども、今の自分に役立っていることが分かるようになるでしょう。

■ガーネットの歴史

古来より、暗闇を照らしたり友情・再開の証、戦場でのお守りとして扱われたガーネット。19世紀の英国ビクトリア朝時代、ガーネットは宝飾品とし
て最盛期を迎え、ガーネットに金の台座を合わせた豪華で華やかな宝飾品が人気を博したとされます。ちょうどゴールドラッシュの時代と重なり、金も手に入りやすくなっていた時期だったため、当時のチェコからガーネットを大量に仕入れ、その人気ぶりは留まることを知らなかったとされます。
しかし、20世紀に入り、アフリカやブラジル、スリランカなどからもっと色の美しい宝石が手軽に入るようになったため、ガーネットの人気は衰え、昔のような人気はなくなっていきました。

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Last update:2024/2/21